TSM - English

英語を学ぶ、学んだら還元する、楽しい毎日。

英文法の学び方。問題集不要。

英語習得について①プロローグとしての文法の話

英語はある程度学習が進むと語彙力がイコールで英語力となってきます。
今回はその前段階、文法の話。

文法というのは使うという観点で学習すれば、早いうちに全てが終わってしまいます。
うちの生徒も「聞いたことがある」「知っている」というレベルであれば
高1の秋で終わりました。

もちろん、そこから定着のために
文法演習(ステージ1)
リスニング・リーディング(ステージ2)
ライティング・スピーキング(ステージ3)
を行わないとマスターはできません。

繰り返し繰り返し行います

ごく少量の、常に使う英文法項目を定着させるために
運動や楽器演奏のごとく
来る日も来る日も同じ項目を使い続けるトレーニングをします。

英語も他の言語同様で、
「知っている」けれど「使わない」知識が大量にあります。
なので、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングを絶えず行って
「知っていて欲しい」「絶えず使う」知識を血肉化させます

文法の勉強というと
「知らなくてもいい」「いつ使うのかわからない」知識を大量に乗せた、
英文としても極めて不自然な英文を大量に乗せた
一問一答系の問題集を想像しますが

それは、英語屋が道楽でやる程度の価値でしかありません
(目指せクイズ王的なノリです、クイズ王には社会的地位がありますが、ネクステやヴィンテージが解けても何も偉くありません)

文法は使う形で、使われる形で
適宜確認と吸収を行い続けなくてはなりません。
そのために
英語を聞き、
聞いた英語を読み、
読んだ英語を声に出し、
染み込んだ英語を使って英語を書き、話す必要があるのです

それら全てが英文法の勉強です

この勉強だと、自分が間違えた時、
とても困るのです、または恥ずかしいのです
そこが学びのポイントだと思うのです
もっといい英語を使いたい

それなら学習しますよね、勉強しなさいなんて言われなくても。

何をもって間違えている正しくない英語か、という論争はさておき
使う視点に立った英語の勉強は英文法の勉強でもあります