TSM - English

英語を学ぶ、学んだら還元する、楽しい毎日。

リスニングとスピーキングのトレーニング

夏期講習の後半戦でもスピーキングやリスニングを中心としたトレーニングを行うので
ここで少し考え方をまとめておきたいと思います。

まずは語彙力です。
リスニングのスクリプトの中に
知らない単語や熟語が混じっていると
聞いて理解することは絶対にできません。
地道にですが語彙のトレーニングに励みます。

CDやユメタンワードチェッカーを使って
瞬間的に英語→日本語、日本語→英語を答えられるようになるまで
語彙力を鍛えておかなければなりません。

リーディングの力も重要です。
読んでわからないものは聞いて分かるはずもありません。
文法力を土台に
しっかりと左から右に読み進める力をつける必要があります。

リスニングの演習自体にはその効力はないと思って結構です。
リスニング力がつくのは演習が終わった後の復習のタイミングになります。
リスニング力を上げるトレーニングの成果を図るのが演習であって
演習でリスニング力が上がるわけではありません。

リスニングの練習が終わったらスクリプトをまずしっかりと読み込み
わからない単語をなくし
その上でCDを何度も聴き、
トレーニングに励む必要があります。

CDのトレーニングでは発音をしっかり確認し
自分でCDの音真似をしながら
発音ができるように練習すること
カタカナ英語の発音の癖がついていると
自分の予想した音とリスニングの音声との間にズレがあり
英語を正しく聞き取ることができなくなるのです。
必ずCDを使って正しい発音を確認することが大切です。

次に具体的なトレーニングの話です
まずはサイレントシャドーイング
これは音声を聞きながらスクリプトを指で追っていく作業です。
英文の緩急のつけ方や、文字と音の一致を理解するのに役立ちます。

次にスクリプトを見ながらシャドーイングごっこをします。
このトレーニングはパラレルリーディングなどと呼ばれますが
この訓練をして文字を追いながら発音し、文字と音声の一致を目指します。文字を追いながら正確に発音ができるように練習しましょう。
次のトレーニングは音読です。
CDの音声を思い浮かべながら正確に音声を再生できるようにしましょう。
音読を何度も繰り返しながらうまくいかないところはCDを聴き、また音読をし、、、
と繰り返します。
英文に緩急をつけながら読んでいくことで
内容についても深い理解が得られます。
音読の回数をこなした後はリード&ルックアップを行い、
英文自体をを少しずつ体に定着ささていきましょう。

そしてシャドーイングを行います。
シャドーイングを行っていて、
まだ英文が言えないところについてはスクリプトに戻り
何度もシャドーイングを行いながら
内容も思い浮かべ、意味を取っていくなど
多角的に英文の定着を図ります。

後はスピーキングのトレーニングとなりますが、
オーバーラッピングも行うとよりgoodです。
スクリプトを見ながら、完全にCDの音声と自分の音声が重なるよう
何度もトレーニングします。

音楽を聴きながら、歌手の歌い回しを真似するのと同じです。

完全に一致する、ということは
その英文について、緩急や発音が完璧であるということです。

スピーキングのためにオーバーラッピングも行いましょう。