TSM - English

英語を学ぶ、学んだら還元する、楽しい毎日。

英語のトレーニングについて①

最近は「聴くこと」と「読むこと」、「話すこと」に集中させるのがやはりベストではないか、と考えております。

単語帳や「文法“問題”」というのは補助であって、英語を学ぶ正面に置くのは非常に危ないのではないか、と。
最近またさらに強く思うわけです。

ここ数年の教え子たちのことを振返ると
”受験勉強”と呼ばれるような
①単語帳で”スペル”と”意味”だけしか覚えない
②1000問くらいの4択中心の問題集を解いて勉強してる感を出す。
③長文問題集を志望校の過去問と結びつけずに量をこなすためだけに解き続ける
④リスニングは模試の時だけしか解かない、復習しない
⑤音読軽視

こういったタイプの生徒はあまり伸びません。
模擬試験レベルで言えば初速はあるようで
結果が出ている、他の生徒に先んじているような印象を持つ生徒もいましたが、
受験が近づくにつれ、伸びがなく焦りが見え始めてきます。

3年生が始まり特に受験期が近づいてくると
地力の差がじわじわ出てきます。
模試と過去問では質から何から全て違います。
「偏差値は足りてるのに過去問が解けないんですけど」
と相談されたりもしますが
「実際の入試の問題は模試とも問題集とも全然違うのだからそれは当然かもしれないね」
と答えるようにしています。

英語を聴き・話し・読んでいる生徒は安定感がありますし
志望校の過去問をきっちり学習している生徒は本番での切れ味が違います。

次回は今の生徒たちに行ってもらっているトレーニングと狙いについて書こうと思います(覚えていれば)