パスライン講座もラストスパート
今日は怠惰のため中断していたバレットプルーフコーヒーを久しぶりに作り
午前中はちびちび飲みながら仕事
体が軽いのは、ご飯の量のせいか、コーヒーのせいか。いやコーヒーの効果はこんなすぐ出ないか。
午後は献血。驚くほど早く終了し、やや拍子抜け。あれ?こんな早かったっけ?とやや困惑。
さて、受験向けの補習として行っているパスライン講座も今年度はラスト数回を残すのみ
今日はガイダンス的要素が多かった。
まぁ啓蒙に限る、と言えなくもないのでこれはこれで良し。
教えることはシンプルで
だいぶ前に"流行った"スラッシュリーディングのように「1分間140語のスピード」で「返り読みなし」という無謀な方法論ではないし
少し前に"流行った"パラグラフリーディングのように、「ディスコースマーカー」を大量に謎暗記させることも具体的な理由なく「トピックセンテンス」を決めつけた上で読み進めることもありません
謎の大量の丸暗記は強要しませんし、
ミスター2000冊様のように、読んだ英語本2000冊には説明が書いてなくても、何故か読んでない"総合英語FOREST"にはお前の説明よりわかりやすい説明が簡潔に書いてあるじゃん!てミスはしません。
普通に読んで、普通に解く
このことを徹底的に鍛えていきます。
普通に読むために必要な知識を覚える必要がありますし
普通に読むために必要な文法説明をすることもありますし
イメージと理屈の緩急を求めることもあります
文法それ自体の説明については授業中には大幅に端折りますが、
英文を読む時点での文法解説はきちんとします
英文を普通に読む、ということで教えることは
①1文ずつを大切に読みとる
②文のつながりを意識する(漠然→具体、の習得)
③段落単位での主張(話題)を確実に読みとる
④明確な根拠を持ってトピックセンテンスを確定する(→従来のパラグラフリーディングからの進化と深化)
⑤段落相互の関係を意識する
⑥本文全体での主張(話題)を確実に読み取る
⑦全体を行きつ戻りつ読み返しつつ、丁寧に読み取る、(また、それで間に合うことを証明する)(→スラッシュリーディングへのアンチテーゼ)
武装は最低限です
大量のパターン暗記も、ディスコースマーカーの紹介と暗記もさせません
ただし、普通に読んでもらいます
丸暗記はさせませんが覚えてもらうことは多くあります
すごく実用的で地味な方法論を叩き込みます
派手なことは期待できませんし
方法論に合わせて教材を精選する時間も余裕も興味もありません
愚直に英語に向き合うことだけに特化します
さて、がんばろう。