英単語を中心に学びを組み立てる
英文法、というものを単独で学ぶことって難しいですよね
フォーカスされた文法項目の理解だけではいけませんので
使用されている語彙に注目もしないといけません
使用された語彙も、単語帳のように
①一対一対応だと内容を読み取る時に不自然な"和訳"を想定してしまう
②一対一対応で覚えていると、その語彙と使用されることの多い表現(いわゆる語法)が身につかない。身につけようとすると、語法、という学習を1つ付け足すようになってしまい、負担感と絶望感が増す
というようなダークサイドが現れます
なので、単語帳で覚える際は必ずフレーズ、例文をチェックする必要が出てきます
同様に、文法学習の際には
1.文法項目
2.語彙
3.語法など表現
全てをマスターする必要があります
それがリスニングであれ、リーディングであれ、グラマーであれ、英語というものの教材であれば
全てを同時にマスターしていく必要があります
グラマーの教材はフォーカスされた文法項目がありますので、多少グラマーに意識が向けやすいと思いますので、最初のうちはグラマーの教材を全てマスターする
そのつもりで学習をしましょう
ただし、英語の使用場面ではランダムに文法項目が出てきますので
ある程度英語学習が進んでいったら、
語彙に注目をしながら
あ、あの文法項目が出てきたぞ
あ、あの語法が出てきたぞ
などと、周辺項目に意識しながら学習していくと良いと思います
そうやって学習を続けていくと
出てくる、よく見る項目と
あまり見かけない項目があることに気がつきます
文法項目や語法、表現には濃淡があるので、こういう濃淡を感じ取り始めると
学習への力の入れる箇所、抜くところがわかってきます
闇雲に1000問解いてる学習者もいますが、何がポイントかわからないままクイズに没頭しても伸びはないですよね
ポイントを意識しながら、学習できる状態に早くなってほしいものです
さて、明日からまたそのお手伝い(つまり授業)をします
テストが近いことに焦りが出ても肩が崩れても仕方ありませんので、急がば回れ。じっくりじっくり頑張りましょう。