TSM - English

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英作文対策、について

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入試に向けて、

3年生から、和訳問題の添削や英作文問題の添削を頼まれることが増えました。

みんながんばるなぁ

 

和訳問題は基本的な文構造を把握して、

まずは直訳

(というかこれでほぼ勝負はついている)

「意訳」と言って誤魔化して、自分が読んでもよくわからん日本語を書かないように。

ただね、和訳は少しやると修正できるようで

2、3回やりとりを重ねるとそんなしんどい答案を出してくる生徒は減ってくる

たぶん、和訳問題はそんなもんなのかもしれない(depend on 難易度や長さ、であることは言うまでもないが)

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問題は英作文で

これがまぁできない、、、

①SV構造からできてない

②日本語と英語の一対一対応を想定して、およそ英語ではない文を書く

この2つのために添削ができない

(だって何て言いたいのかわからんのだもの)

で、日本語もセットに提出させてみると

文法やら語法やら、ルールは無視の英語みたいな何かであることだけがわかる

さて、添削は真っ赤。

頭を抱えますねぇ…

いや、生徒の方が頭を抱えてるんでしょうが…

 

とりあえず添削(というか全編リライトに近いけれども)をして

言いたいことを全部書いてあげると

大概の生徒が白目剥いて、今にも泣きそうに…

ごめんね、怒ってないんだ、怒ってないけど、辛辣になってしまうんだ

 

それでもガッツがある子は和訳ほどではないが、数回のやりとりでなんとか形になってくる

5回だと早いほうかな。

でも本当にみんなよくがんばる

頭下がるわ

 

さて、自由英作文のポイントは

①結論スタート

②理由を1文で

③残りはエピソード

④無理に最後に結論を書かない(つまり全体を③で止める)

 

これは駿台の馬塲先生からご教示いただいた手法なのですが、

今現在では受験生にとって1番扱いやすい、かつ合格に持って行くための戦略だと思います

 

自由英作文の参考書にあるように

複数の理由を列挙しようとすると2個目、3個目の理由は強引すぎて邪魔だし

そもそも模範解答が「受験生が緊張で頭がフワフワして、かつ10分、15分程度の時間で書ける」レベルではない

戦略やポイントもちょっとというか大分というか高度すぎる…

と、考えると上述の①〜④が扱いやすいという意味で、良いかなと思います。

 

もちろん、参考書や問題集の模範解答やポイントは確認し、模範解答や解答例を確認し、分析、音読などを通じて定着させることは必要です

ただ、参考書や問題集だけではなく、身近な先生に添削を依頼し

チェックにチェックを重ねる必要は大いにあります

 

そういう身の丈にあった作戦をとってる長文問題集や英作文の問題集や参考書なんてものが世に出てくれないかなぁ…

 

さて、写真はセンター演習を生徒たちに行わせていた時に書いた板書です

大したことは書いていません

大したことは書いていませんが、絶えず発信していくポイントです

 

うちの2年生たちもそろそろギアを上げていかんとなぁ…