いつ、だれをハッピーにするのか
授業で mini TED Talks を始めて3年目
この3年生はこれまで4回経験し、今月末〜来月で5回目を経験します
今までは口伝、というかちゃんと伝えていなかったのですが
今回は多少フォーマットとモチベーションについて話しました
モチベーションについて
◽︎ただのスピーチ大会ではない
◽︎自分というフィールド内のものを、他者というフィールド外の人たちにわかりやすく伝える
◽︎そこにエンターテイメント性を持たせる(ウケ狙いせよという意味ではない
とくに3点目については聴き手にエモーショナルな体験をさせる、ということに尽きます
そして
「ご静聴ありがとうございました」
は敗北者の言葉である
ご静聴させないことが大切
聴き手にエモーショナルな体験をさせることが大切
聴き手を沸かせるスピーカーたちに期待しましょう
英語の好きなところ、嫌いなところ ver.1
英語の好きなところ
◽︎構造がシンプル
◽︎形、型で意味が想像しやすい
◽︎読み違いがリーズナブルに少ない
◽︎リズムとの相性が良い
◽︎ルールに例外が少ない
◽︎文章構造も比較的シンプル
◽︎多言語話者にとって比較的学びやすい
英語の嫌いなところ
◽︎肝心なところで例外に遭遇する、もしくは例外とした方がわかりやすく感じられる
フットワークの軽さと教育
教育って難しいのです
ほとんどの人がそこを生活してきているので
専門家ではなくても
そこそこのことは
そこそこそれらしいことは
誰でも言えるのです。
個々の科目は何のために教えられているのか
個々の科目を何のために教えているのか
教科教育以外の学校の活動とは何のためなのか
何が善とされるのか
いっぱしのことは大概のことが言えるのです。
何が正解かはわかりません
どこかにわかる人がいるのかもしれませんが
少なくとも僕の周りにはいません
もしいたら教えてくれているはずです
僕は教育とは
人生のフットワークを軽くするため
と思っています
コンピュータほど人間はデータのインストールが容易ではないのですが
学校を通して様々なデータをインストールし
人生における可能性について考え、行動するときのフットワークを軽くしていきます
学校で個々の科目教育、部活動、学校行事という範囲において様々なデータを生徒はインストールしていきます
生徒は学校以外の活動を通じ、また違ったデータをインストールします
選択肢を多く持つことで
あ、医者より野球選手のほうが楽しそう、そっちを目指そう、とか
野球選手より登山家のほうがワクワクする、そっちにいこう、とかもできるはずです
人の命を救う=医者、という発想から
人の命を救う=手軽で安価に栄養が補給できる食品を作って世界に広めたい、と研究に進む人もいるかもしれません
その素地というかMAPというかアイディアの提供を大人ができるか
突飛と思えることを言われた時に、背中を押せるか
それが大人の役目だと思います
…と思うのですが、
教育を通してオトナの道筋に乗せ、
モブキャラのような面白くない人間らしき何かを量産しているのではないか
そういうオトナを作る教育に抵抗している人が散発的にしか存在していないのが日本の弱点かなと思います
英語の一貫性
個別に知識をインストールすると無駄が多いので
知識に緩やかなグルーピングを行うと効率が上がります
代表例としては
「主語+動詞」という語順
SVOCのOCの部分は「主語+動詞」の変形系と考えれば語順ミスが減ります
OとかCって何?となっても、「主語+動詞」のインストールはそれよりも比較的容易なので効果的です
また、準動詞についても
例外なく
「意味上の主語+準動詞の」語順です
for 主語相当語句 + to +動詞原形
名詞の所有格 + Ving (動名詞)
名詞の目的格 + Ving (動名詞)
名詞 + Ving (分詞構文)
全て「主語+動詞」の語順
勘の良い子はこういったグルーピングがうまくできます
確かに多くの項目を覚え、定着させているのかもしれませんが、
グルーピングによって暗記総量はグッと減っています
・個々の暗記+個々の定着活動→絶望的に時間がかかるかつ抜けが増える
・グルーピング+個々の定着活動→グルーピング分の時間の節約が可能。解説→復習も早く済む
・グルーピング+グルーピングの定着活動→いわゆる「まとめ問題」のようなことがいきなり可能なので、さらに時間の節約が可能。
さらにグルーピングがグルーピングを呼び、雪だるま式に知識の蓄積も可能になってくる
得意と苦手の差はここにハッキリ出るので、
ここを埋める手法の確立が教員にとっては必要。
講義的アプローチか演習アプローチか
クリエイティブなアプローチか
アプローチ自体は古典的な方法でいくらでも見つかるので
あとは生徒たちと呼吸を合わせれば良いと思います。
ヒアリングマラソン!
さて、八月後半の業務が始まりましたので、
「落ち着いて」「ゆっくり」勉強できる時間もなくなってまいりました。
でも、よくよく考えてみたら「落ち着いて」「ゆっくり」勉強してても
バタバタしてるときの勉強もあまり変わらないんですよね
むしろ切迫感のあるほうが集中力上がってる。
時間ないときに雑に勉強してるわけではないので
むしろ休憩がてらの勉強みたいになるので楽しい。
ヒアリングマラソンも5ヶ月目?かな。
この前の教師塾で根本的な英語力の底上げの必要性を感じたので
もう一度気と身を引き締めてがんばろうと思います。
work-life balance → work as life!!
模擬授業して参りました!
本日は淑徳巣鴨中学・高校にて、チームキムタツの「教師塾」が開催されました。
100人ほどの英語の先生方の前で英語の授業…
しかも僕でしょ?ボコボコは目に見えていたのですが、、、
いやー…それにしてもうまくいかない
うまくいかないというより力不足
題材の選定
説明項目の選定、フォーカス
授業ゴールの見通しの甘さ、不明瞭さ
発問力の低さ
立ち位置
言葉の抑揚
目線の配り方
生徒への関わり方
説明の軽重
などなど…
挙げればきりが無い
100人ほどの先生、灘中高の木村達哉先生、
さらには僕は去年度「攻略!英語リスニング!」(NHKラジオ講座)でお世話になっていた(今も保存した音声とテキストでトレーニングしてるけどね)、そして、生徒も今年度「リスニングプロ」(アルク)でお世話になっている神田外国語大学の柴原智幸先生にも授業を見ていただけたのは人生の財産になる経験でした。
今回様々な先生方から頂戴したアドバイスを活かしていき、
また8月後半から始まる生徒たちとの授業のレベルアップを図っていきたいと思います。
手厳しく温かいアドバイスをたくさんいただけることを願おう☻楽しみ☻
いやー…空気の固まった感じ…いつ味わってもつらいなぁ…本当に精進あるのみです
そして、その空気の中でも授業を受けてくれる今教えている生徒たちに感謝です
本当に彼らはよく授業受けてくれている。
こちらも感謝の気持ちを持って授業せねば…。
さて、「 1対n 」の授業についての必要性と必要な場面をもう一度考え、
次のステージ 「n対n 」の授業に向けて勉強しないと。
そのために「 1対n 」スタイルをちゃんと行える人間になろう
やることは多いな
英語のスキル
授業スキル
この2つはマスト
あとは
数学
物理
化学
生物
日本史
世界史
倫理
政治
経済
芸術
ここらへんももう一度学び直さないと!
がんばるぞー☻